オジサン臭撃退ラボ

加齢臭、ミドル脂臭、対策、効果、オススメ。自分の経験すべて出し切って、オジサンの臭いの悩みを一挙解決。

加齢臭対策は男性のマナー!?効果を出すためにまずは原因を知る。

 


暑い夏が終わり、汗をかく時期がすぎると、家庭や職場、そして人が多く集まる居酒屋やイベントの会場などは、それまでの時期とは違う臭いで包まれるのを感じたことはありませんか?「お酢のようなツン」とした汗の臭いから、「モワッ」とした臭いを強く感じることが、多くなってきていると思います。

これが、いわゆる「加齢臭」。油のような臭い、粘土のような臭い、雨上がりの草のような臭いなどなど、人によってその臭いの感じ方は様々ですが、すべての人が加齢臭を「耐えられない臭い」と言っています。昨今では、スメルハラスメントという言葉もできたくらい、加齢臭は職場での大きな課題として取り上げられるようになりました。いわゆるセクハラやパワハラとは違い、本人の意思によるハラスメントではないですが、加齢臭もハラスメントと名前が付くマイナス要素。企業では昇進や転勤のための考慮に入れている場合もあるとか。

また、家庭に目をむけてみると、加齢臭が原因で、夫婦関係や親子関係がうまくいかなくなるケースも多々あります。本サイトでは夫の加齢臭に対する奥様の様々な声をリサーチしてきました。その中で一番多いのは、「本人に言えない」「本人が傷つかないようにどう伝えたらいいか?」「本人が本気で取り合わない」「奥様が内緒で、対策をしている」など、当の加齢臭を発している本人は脳天気に過ごしていて、その陰で多くの奥様や子供さんが苦労をしている現実があります。ちょっとした気づきと気遣いが無いばかりに、あなたの大切なご家族は、あなたが原因で苦労している可能性があるのです。

加齢臭は早くて30歳半ば頃、一般的には40歳前後から始まると言われています。明るい家庭を維持して、会社でもノビノビと精力的に働けるように、しっかりとした加齢臭対策を行っていきましょう。

本記事では、独自で行ったリサーチ以外に、一部以下の資料を参考にしています。

・株式会社資生堂“ニオイにもエイジングケアの発想を”

・株式会社マンダム“男性の基本3体臭「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」に対する生活者の感受性調査報告”

・セーレン株式会社“大人の臭活調査”


 

 

加齢臭対策は、40歳からの男性のエチケット

 

加齢臭対策を考える前に、あらためて知っておきたいこと

自分が新入社員の時を思い出してみてください。仕事のことを丁寧に教えてくれた上司に、ちょっとした臭いの違和感を感じた人も少なくないことでしょう。そうです。それが加齢臭です。加齢臭というのは、不思議なもので、自分が加齢臭を発し始めると、とたんに他人の加齢臭をあまり感じなくなるものなのです。それには科学的なメカニズムがあるので、ゆっくりこのあと解説しますが、まずは覚えておいてほしいこと。

自分も、新入社員にそう思われている」ということです。

自分は無臭、清潔だから大丈夫!と他人事のように思っている人。はい、レッドカードです。完全に無臭という人は存在しません。なにかしら体臭を発していますが、40歳で発する成分に含まれるニオイは、20歳の人は自分が発した経験がありません。それゆえ、20代の若者にとっては、自分が慣れていない臭い=加齢臭を敏感に感じとります。

たとえば、家族に「あなたの部屋は臭い!」と言われたこと無いですか?自分がその部屋の中にいるときに、「ああ、部屋が臭い。我慢できないけど、仕方ないから部屋の中で寝よう」って思っていますか?そんなことはないと思います。部屋の臭いは、無臭だと「本人だけは」思っているはずです。つまりは自分が発して、さらにその加齢臭に自分の鼻がなれてしまっていると、臭いと感じないということです。

そしてそれは、残念なことに、本心を打ち解け合い、時には厳しい指摘もしてくれる親友も、同じように「臭いに気づかない」ということです。親友というのは、大体同じくらいの年齢の人が多いと思います。その人たちもまた、同じ加齢臭を発しているのです。だから、あなたの加齢臭に、親友自身が自分で免疫をつくってしまい、加齢臭をあまり感じないということが、多々あります。要は、お互いに知らない間に傷をなめ合っているということですね。

逆に、異性はどうでしょう?独自リサーチによると、加齢臭に悩む大半が、妻が夫の加齢臭に悩むということが、改めて確認できました。アンケートの回答のうち、90%以上が、女性が男性の加齢臭に関する悩みやいらだち、将来の不安についての内容でした。女性と男性が発する加齢臭は、微妙にその種別が違います。また、分泌物の量は、圧倒的に男性の方が多いとされています。そのため、女性は、男性の発する加齢臭に対して、若者と同じように免疫がないのです。結果、男性の加齢臭に女性は敏感に反応していると考えられます。

どうでしょうか?40歳を超えたあたりから、残念ながら必ず加齢臭は発生します。分泌物の多さで、加齢臭のキツさは変わってきますが、若い世代や異性からしたら、すくなからずあなたの加齢臭を感じていると思うことが、加齢臭対策のスタートとなります。

 

そもそも加齢臭って、なに?

体臭には、大きくわけて3種類あるのをご存じですか。汗臭ミドル脂臭、そして加齢臭。体臭は様々な部位から様々な原因で発生し、しかも体の部位によってニオイの発生するメカニズムが異なり、年齢によって「ニオイの種類」や「発生部位」が変化します。まずは、ニオイの種類を簡単に整理しましょう。

汗臭】:主に10代から始まり、30代半ばから徐々に減少する、脇の下の汗腺からの臭い。いわゆる「ワキガ」

ミドル脂臭】:30歳前後から発生し始め、40代前半から50代半ばまでをピークに「ジアセチル」を分泌。主に首の後ろや頭皮から発生する臭い。

加齢臭】:40代半ばから発生し、年齢を重ねるごとに臭いの原因である「ノネナール」分泌量が増えていく。背中や胸を中心に発する臭い。

 

また、これらを年齢という切り口から見てみると

【10〜20台】主に汗臭によるワキガ

【30台】徐々に汗臭は落ち着いてくるものの、ミドル脂臭が始まる

【40台前半】汗臭はほぼ一程度のレベルで発生するが、それに加えてミドル脱臭の分泌が突如、ピークになる

【40台後半】汗臭は相変わらず発生、相変わらずピークのミドル脂臭に加えて、加齢臭の分泌が始まる

【50台前半】汗臭、ミドル脂臭、加齢臭それぞれが相当なレベルで混在して発生

【50台後半】徐々にミドル脂臭の分泌は減ってくるが、残った汗臭に加えて、加齢臭の分泌は一気に増加する

【60台〜】汗臭やミドル脂臭は一程度落ち着きを見せるが、加齢臭の分泌は増加の一途をたどる

※男性のケース

 

なお、このサイトでは、加齢臭対策として、30代前半から発生し、40歳くらいからピークを迎える「ミドル脂臭」も含んで「加齢臭」とし、加齢によって発生するニオイを対象にしています。従ってミドル脱臭と加齢臭が混ざり合い、混沌とした臭いを発する30代後半から50代前半までは、まさに体臭パレードといっても過言では無い、異なる性質の臭いをいっぺんに発しています。その臭いが混ざり合うことで、えげつない新たな臭いを作り出しているのです。

 

そもそも加齢臭は本当に臭いのか?

では、加齢臭は本当に臭いのか?資生堂株式会社が行った20〜50代のビジネスパーソン2400人に対する実態調査の資料を、分析してみることにします。

まずは、一番着目したのは、「自分のニオイの変化を感じたことがある」と答えた人は、59%にのぼりました。この調査は20代や30代前半も入っているため、30代後半から50代のひとほぼすべての人が、変化を感じたという結果になっていると推測します。つまり、ミドル脂臭が発生したころから、自分自身がなんとなく免疫の無い臭いが発生し始めたことを感じとっていることが、裏付けられました。

では、他人の加齢臭のことをどの程度の人が気にしているのでしょうか?他人の加齢臭が気になる人は、全体の73%にまでのぼっていることが調査の結果、わかりました。これは、50代の人は、すでにミドル脂臭も加齢臭も、それらが混ざり合った臭い自体にも、自分自身が長い年月をかけて免疫を作ってきたため、それほど他人の加齢臭について気になっていないということです。逆に、40代以下の人は、自分より上の年齢の臭いを敏感に感じ取って、加齢臭として認知しているということがわかりました。

そして、73%の人が、他人の加齢臭をどのように感じているか、という設問に対して

・脂っぽい臭い

・もわっとした臭い

・酸っぱい臭い

・臭いを表現できない

というのが感じ方の上位でした。いずれにせよ、加齢臭は「良いニオイ」とはほど遠いことは解っていただけたと思います。

 

 

加齢臭対策をする前に、原因を知っておこう

 

加齢臭は汗と皮脂、そして細菌の3つの要素によって発生する

加齢臭の原因となっている分泌物は、どのように作られているでしょうか?今後対策を考える上でも、まずは発生のメカニズムをしっかりと理解することで、効果的な対策を導き出すことができます。

まずは、以下の用語を知っておきましょう。必ず今後も出てくる用語です。

【2種類の汗】エクリン汗アポクリン汗

【2種類の皮脂】皮脂腺から出る皮脂角質層の中にある皮脂

【皮膚にすむ細菌】常在細菌

上記にあげた汗・皮脂そして細菌の3つが混ざり合って、ニオイ物質を発生させます。

皮膚には汗と皮脂がありますが、それ単体で分泌直後には臭いは発生しません。しかし、時間が経つと、それらの物質が相互に作用し、悪臭分泌物に変化することで加齢臭となっているのです。

 

加齢臭はどのように発生するのか?そのメカニズムを知る

汗と皮脂、そして細菌の3種類の物質が混ざり合って、加齢臭が発せいることは解りましたが、それでは若者も同じなはず。と疑問がでてくると思います。実は、若者とミドルの違いは、分泌量とその発生部位が変わります。その双方の分泌物が年齢によって出やすい場所が変わってくる、と今の時点では簡単に考えてもいいと思います。

大量に分泌された汗や皮脂は、時間が経つと混ざり合い、その混ざり合った物質を細菌が分解したり、また空気に触れて酸化することで、悪臭分泌物である「ジアセチル」や「ノネナール」を作り出し、加齢臭となっているのです。

ジアセチル】ミドル脂臭の原因となっている分泌物。頭皮から首裏にかけて多く発生する

ノネナール】加齢臭の原因となっている分泌物。胸や背中にかけて多く発生する

 

それら悪臭分泌物と加齢臭発生のメカニズムは、次回、ケースごとに詳しく説明していきます。

 

 

加齢臭対策を効果的にするには、まずは原因を知る!まとめ

 

まずは、加齢臭の概要について、理解いただけたかと思います。医科学的な加齢臭は、50代を超えたころに発生するノネナール物質による悪臭ですが、一般的に嫌われる「加齢臭」とは一概に一つの臭いではなく、3つの「臭いの種類」が混ざり合っていることを、改めて確認しておきましょう。

 

3つの臭いの種類

・汗臭 ・ミドル脂臭 ・加齢臭

 

そして、汗臭、ミドル脂臭や加齢臭が発生する原因物質

・2種類の汗 ・2種類の皮脂 ・常在細菌

 

今日のところは、上記の用語を覚えておきましょう。今後あなたのケースがどれに当たるか、効果的な対策を調べていく上でも重要なキーワードになります。